《レポート》

三菱地所おおいたいこいの道クリテリウムが大分駅前のメイン通り“いこいの道特設周回コース”にて開催されました。

JCL加盟9チーム ＋ 国内コンチネンタルチームなど含む全13チームが集結。1周1kmを40周回する全長40kmで争われ、中盤以降に15名に絞られた先頭集団でのゴールスプリントにて、宇都宮ブリッツェンのエーススプリンターである小野寺玲が制して優勝。さいたまディレーブは第2グループに残った岸が24位でゴールとなった。

photo(c):Suga Yosuke スタート前に取材に応じるさいたまディレーブ

さいたまディレーブから高木 三千成、岸 崇仁、藤田 涼平、半田子竜、吉岡秀祐の5名がエントリー。
クリテリウムを得意とする高木を軸に上位を狙う戦略でレースを組み立てた。

photo(c):Suga Yosuke  得意のクリテリウムで上位を目指すためにウォーミングアップから集中する高木

レースがスタートするとシマノレーシングが積極的にアタックを繰り返し、レースを厳しくする動きを見せる。一方で強力なエーススプリンターを擁するマトリックスパワータグが序盤からメイングループのコントロールを開始。マンセボ選手(マトリックス)を中心にハイペースでペースメイクし、アタックが生まれないような流れを作る。

photo(c):Suga Yosuke   序盤は高木、岸が集団前方で位置し、余裕を持って様子を伺う。

中盤まで落ち着いてレースが進んでいたが、残り20周で落車が発生。集団が2つに分断してしまい、先頭は18名ほどが先行。さいたまディレーブは後続グループに取り残される。

何とか先頭グループへ追いつきたいメイングループであるが、テクニカルなコースでなかなかペースを上げることが出来ず、徐々にタイム差が広がっていく。

photo(c):Suga Yosuke  落車により集団が分かれ、後続グループに取り残されるも諦めず先頭を追う岸と高木

先頭グループはファイナルラップに突入し、各チーム激しいポジション争いからゴール手前300mで小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がロングスプリントを開始。その後ろで中島選手（キナンサイクリング）、吉田選手（マトリックスパワータグ）が迫るも小野寺選手は先頭を譲らずにゴールし、今季２勝目を飾った。

photo(c):Suga Yosuke　さいたまディレーブは、 第2グループでゴールした岸が24位、高木は26位と言う結果となった。

《レース結果》
1位　小野寺 玲（宇都宮ブリッツェン）
2位　吉田 隼人（マトリックスパワータグ）
3位　中島 康晴（キナンサイクリングチーム）

24位  岸 崇仁（さいたまディレーブ）
26位  高木 三千成（さいたまディレーブ）
DNF  藤田 涼平（さいたまディレーブ）
DNF  半田 子竜（さいたまディレーブ）
DNF  吉岡 秀祐（さいたまディレーブ）